読書日記4

宮部みゆきの「日暮らし」を読みました。前作の「ぼんくら」の続編みたいな感じです。
前作でも出てきた井筒平四郎の甥・弓之助とその友人・おでこの少年コンビの推理が冴えるこのシリーズですが、前回の「ぼんくら」で一応の解決をみた事件が、実はまだ尾を引いていて・・・という話でした。
弓之助クンは、なかなかスルドイ少年ですが、いまだにおねしょをしてしまうという子供っぽい面もあります（と、書いては見たものの、13才でおねしょするのは、あまりにもトホホなキャラ設定なのでは？おねしょなんて、せいぜい7-8歳くらいまでですよ、宮部せんせい！！）
宮部みゆきは、マルチな作家さん（時代小説からSFアドベンチャーまで）ですが、私は、時代小説だけ読んでます。これまでのところ。「ふしぎ草紙」「霊験お初捕り物控」そしてこの「日暮らし」と多少年代は前後しますが、茂七親分の名前が出てくるところが、宮部ワールドの一貫性でしょうか？

オペラ座の怪人

「オペラ座の怪人」（映画）を見に行きました。なかなか良かったです。舞台ではできない、映画ならではのシーン（いわゆる「怪人事件」が起きてから数十年後のエピソードとか）もあったし。映画が終わってから、パンフレットを読んでびっくりしたことがひとつ。数十年後のエピソードのシーンで出てくる老いぼれたラウルと若いラウルを同じ俳優さんが演じていたこと！あまりのヨボヨボじいさんぶりに、老けメイクとは全く気づきませんでした。（当の俳優さんのお母様も「このおじいさん誰？」とおっしゃったそうなので、私が見破られなかったのも無理ないかも。）
「オペラ座の怪人」は、去年宝塚宙組版（題は「ファントム」でしたが）も見ました。ただ、映画や劇団四季のは、アンドリュー・ウェーバー・ロイド版、宝塚のは、アーサー・コビット版ということで、音楽のみならずストーリーもずいぶん違いました。しかし、なんでオペラ座の地下にあんな場所があるのか、未だに疑問です。古代ローマ時代からの下水施設だとか、地下墓地だのがあると聞いたことがあるので、ヨーロッパの人的には、パリの地下に別世界（？）がある設定がすんなり受け止められるのかもしれないけど、日本の地下街と、せいぜい鍾乳洞ぐらいしか知らない私には実感わきません。

送別会

今日は他部署に異動した先輩の送別会でした。
ノリのいい方ではありましたが、自分の送別会で後輩を従えて、マツケンサンバ?を歌って（キーが合わなかったのか歌声はあまり聞き取れなかったけど）踊るとは！！しかもキンキラ衣装まで着てましたよ。普通は、送られる方じゃなくて、送るほうが余興をするもんだろー。
彼女がいなくなって、ついに自分が研究所で一番勤続年数の多い女子社員になってしまった・・・。
フクザツな気分。

読書日記3

今日はコバルト（雑誌）で。
氷室冴子が好きでした（10-20代のころ）。クララ白書、アグネス白書、ざ・ちぇんじ、なんてすてきにジャパネスク、と続いて、金の大地・銀の大地の途中になって、突然ぶっつり新作が途絶えてしまうまで。あと、角川文庫にも1冊書いていたと思ったけど（タイトルは忘れた）、それも続編は出ずじまい。
と、いうことで今回のコバルトに載っている短編に期待したわけですが・・・。新作じゃなかった（私は、今回初めて読んだのだけど）！！ちょっぴり損した気分。でも10年ほど前の作品に加筆してあるということは、そろそろ創作活動を再開してくれるのかしらん？ジャパネスクの新装版より、新作を早く読ませろー、と心の中で叫んでいる私なのでした。

目覚まし代わりに聞きたい音楽

２ヶ月ほど前に、目覚まし時計が壊れ、携帯の着メロを目覚まし代わりにしてました。（そーゆーヒトは最近多いと思うけど）。着メロを目覚まし代わりにするひとは、どんな音楽を設定してるのでしょうか？
私の上司は、競馬の出走音を目覚ましand着メロに設定してます。先日、応接室で２人きりでミーティングしてたとき、やたらにぎやかい音がして、びっくりして飛び上がりました。あの音なら、確実に目が覚めるだろうけど、ちょっと心臓に悪い・・・。
私の娘は、宇多田ヒカルが好きなんで、私の携帯目覚ましメロに、「誰かの願いが叶うころ」設定してくれたんだけど、なんか朝っぱらから暗ーい気分になるので、別のにしてくれとお願いしました。（彼女の音楽は好きだけど、爽やかな目覚めには向かないと思う。マイナー調の曲が多いので。）
その後、タキツバ・TOKIO etcと放浪し（全部娘のselectです）、つい先週まで、「オロナミンC・ヨン様ヴァージョン」で、めざめてました。
そして、一昨日電気屋の在庫一掃セールで、電波時計を購入し、目覚ましメロ生活から脱出しました。ちょっと味気ない起床に逆戻り？
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