Archive for July 2005

30 July

黒鯛

私の配偶者は、海釣りが大好き!主にチヌ(黒鯛)専門です。毎年、初夏(田植えの後)から初秋(稲刈りの前)にかけて、休日は釣り師に変身します。スポーツ新聞、釣り情報誌、渡船屋さんのHPなどに、「チヌをウン匹釣った○×△□氏」などと実名報道(大げさやな)されたりします(たまに住所が間違ったりしているのはご愛敬ですが)。
ですが、今年は、腕の骨折ったり、痔になったり、リンパ節がはれたりしてずっと行けてませんでした(なんかこう書くと、すごく不運な人みたいだ)。というわけで、今日が今年の開幕戦でした。結果は・・・、ダメダメだったみたいです。実は、事前のリサーチでも今年はまだチヌが釣れている様子がなく、「行っても無駄かなぁ」などと言っていたのですが、その通りになってしまったようで。チヌが例年よりも釣れないのも、異常気象のせい?
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25 July

和服

只今、人生二度目の和服マイブームです。ちなみに一度目は、十代の頃。母のマイブームに影響されて。今回は娘のマイブームに影響されて。(なんか主体性がないなあ…)
十代の頃は、可処分所得が限りなくゼロだったので、雑誌を眺めて、ああでもない、こうでもない、と妄想(?)するだけでしたが、今はお金が自由に遣えるぶん、かえって悩ましいです。
子供の頃、祖母が和裁を得意としていたこともあり、2〜3年に1着くらい着物か浴衣を新調してもらっていました。その祖母が裁縫のドクターストップをくらったのと、私の成人の時期が重なり、以後和服とは無縁の生活を送ることに。(嫁入りセットに和服もあったけど、一度も中身を確認することなく10ウン年…)
二度目のマイブームは、まだ娘に浴衣や自分の振袖を着せて喜ぶとこ止まりですが、そのうち自分のも新調しようかな、とネットのショップを眺める今日このごろなのでした。


22:25:10 | mutsuko | | TrackBacks

24 July

ラインの虜囚

田中芳樹の少年少女向け冒険小説(講談社ミステリーランド)です。
舞台はナポレオン亡き後の、フランスとドイツ。フランス人とカナダ先住民の混血少女コリンヌが、ナポレオン時代の歴戦の剣士とカリブ海の海賊と、フランスの文豪(予定)を率いて、ライン河畔の塔に幽閉された鉄仮面(!)の正体を確かめに行くというストーリーです。
数人で冒険の旅を続けるという、冒険ファンタジーにありがちな設定ですが、展開がおもしろく読者を飽きさせないところは、さすが田中芳樹です。(子供向けなので、あまりひねりすぎてはいませんが。)
この4人のパーティ、実は全員後世に名を残す有名人・・・という設定だったのですが、すいません!一人しか正体判りませんでした。もう一人も・・・たぶんナポレオンの伝記で読んだはずですが、記憶力が衰えているのか、良く思い出せませぬ。
田中芳樹さんの小説は、毎度のことながらおもしろく、楽しんで一気に読んでしまいました。(彼について、不満があるとしたら、超遅筆なお方ゆえ、最新作を期待して待ってはいけない・・・待っていても待ちくたびれて、出版された頃には、前作のストーリーを忘れている・・・ということだけだろう?!)


14:57:35 | mutsuko | | TrackBacks

20 July

電子ブロック

1年以上、買おうかどうしようか迷っている製品がある。それがこの「電子ブロック・復刻版」。
父が物理教師だったので、子供(小学校3年生から6年生ぐらいまで)の頃、このテのキットで夏休みずいぶん遊んだ記憶がある。そのころは、一つの回路がブロック状ではなくてもっと大きなハコ状のものだったと記憶しているが。アンテナやアース代わりに庭の水道管やら、黒電話のダイヤル止め(?正式名称不明)などに、伝染を巻き付けて、「ラジオが聞こえたっ」とかやっていたような気がする。イヤホンをマイクとしても使ったような気も。
懐かしいので、購入していろいろ遊んでみたいが、配偶者と娘に白い目で見られそうな気もする。でも、娘はこのあいだ「ロボットコンテスト」を見て、「あたしもこんなん作りたい!!」と言っていたので、案外一緒に遊んでくれるかもしれない・・・。あぁ、どうしよう。
20:37:43 | mutsuko | | TrackBacks

18 July

紅匂ふ


大和和紀さんの最新作です。原案は岩崎峰子氏の「芸妓峰子の花いくさ」だそうですが、こちらはまだ読んでいません。祇園の舞妓・芸妓さんの半生記です。ただ、何年も売り上げNo.1になった方の自伝ですので、「どこまでが本当なんか?」と疑いたくなる面もありますが・・・。(色気なし、引っ込み思案の子が売り上げNo.1になれるんかいな、それとも謙遜とか入ってるんか・・とか。)
一般人には謎の(?)舞妓・芸妓の世界を描いたものは、ほかに河惣益巳の「玄椿」、奈波はるかの「千代菊シリーズ」、山村美紗の「小菊シリーズ」などを読みましたが、そのなかでもこの「紅匂ふ」は実在のモデルがいるということで、細かいところや、人間関係が細かに描かれていて読み応えがありました。

20:48:38 | mutsuko | | TrackBacks