Archive for July 2006

29 July

「虹色の記憶」岸香織

第一次ベルばらブームといわれたころ、タカラヅカファンになった私ですが、当時好きだったタカラジェンヌさんのひとりがこの本の著者・岸香織さんです。
当時、雪組のトップスターだった汀夏子さんのファンだった私は、お兄様が阪急にお勤めの友人宅に尋ねていっては、「歌劇」「グラフ」「公演プログラム」をむさぼるように読むのが日常化していました(中国山地のド真ん中に住む中学生には、TV中継とこれら書籍くらいしか宝塚にふれる機会はありませんでした)。スターさんたちの美しい舞台写真と同じくらい楽しみだったのが、岸さんの「聞いて頂戴こんな話」。彼女独特の飄々とした語り口の文章が大好きでした。(「名脇役・岸香織」も気になる存在でしたが、「エッセイスト・岸香織」の方が、私の出会いとしては早かったような記憶があります。)

その後、就職、結婚、出産と人生の重大イベントを経験していくうちに、宝塚とは疎遠となり、再び巡り会ったのは、娘の中学入学後。岸さんは既に退団されていましたが、いろいろと宝塚について再学習(?)するうちに本書を発見しました。
「名脇役・岸香織」・「エッセイスト・岸香織」が育つまでの舞台裏から、著者が在籍した間に見たタカラジェンヌの舞台裏、そして、将来の宝塚に対する思いなど、あの飄々として暖かい語り口で綴られており、とてもなつかしく思いながら読みました。

中学生の私を夢中にした「聞いて頂戴こんな話」も書籍として出版されているようなので、機会があれば読んでみようと思っています。


09:36:06 | mutsuko | | TrackBacks

27 July

ドライブ

今日は、社用車に荷物をいっぱい積んで、一時間ほど離れた工場までドライブした。
大量の荷物のせいで後ろが見えず、目的地ヘの道にも多少不安が。(ひたすら山道でこれといった目印がないので。)
いっぱい、いっぱいな感じで運転しつつも、なんとか目的地に到着。さあ、荷物を降ろしましょ、というところで、車のトランクの辺りを、スズメ蜂がブンブン飛び回り、呆然とたたずむ私。トランク開けられない(泣)!
殺虫剤!とさけんでも、見当たらず(;´д`)。みかねた工場長が、トランク開けて、荷物下ろしてくれた。
ごめんね、工場長!でも、やっぱスズメ蜂は怖いよ。貴方の用に傘振り回して追い払うなんて、私にはできません!


20:59:45 | mutsuko | | TrackBacks

22 July

岩盤浴

最近巷で話題の岩盤浴に行ってみた。岡山にも、数カ所できたみたい。ただ、好奇心はあっても、ケチな私のこと、いろいろ考えた末、ほのかの湯へ(調べただけでも入浴料が1200円から2500円までやたら開きがあるのはどうなんだ!!)。

麦飯石とブラックゲルマニウムの二つの寝床(?)があったが、とりあえず今回はゲルマニウムの方にしてみる。寝床にバスタオルを引いて横たわる。最初の5-10分はうつぶせになっておなかを温めた方がいいというので、とりあえずうつぶせに。ただ・・・私うつぶせ苦手なんだよな。頭をどうしていいのかいつも迷う。真下に向けると息できないし、横に向けると首が痛くなるし(エステの背面マッサージのときも毎度困惑してます。いつもうつぶせで行路病死者のように寝ている配偶者が私には奇跡だね)。苦行の(?)数分間をやり過ごした後、上向きに寝たけど、今度は備え付けの枕が高すぎて首に合わない(泣)。でも枕なしで岩盤の上に直接寝ると暑苦しくていや!!というわけで20分間モゾモゾしておりました(次回行くときはmy 枕が必要か?)。
でも、確かにたくさん汗が出てすっきりしました。暑いと行ってもサウナほど暑いわけじゃないし。冷え性の解消にもなるかも。岩盤浴の前後でコップ1杯ずつお水を渡されましたが、浴後はそれでは足りず、帰りの道中で500mLのペットボトル1本のミネラルウォーターをすべて飲み干していました。

21:54:05 | mutsuko | | TrackBacks

18 July

シネコン

日曜日、岡山市内にできたシネコンに行った。
まず、ケーキ店で甘味を頂く。(だって一度行ってみたかったんだ、ブレル!)かなり激しくデコレーションされたメニューばかりだったので、腰が退けてしまい、おとなしめにワラビ餅を注文したが、アイスクリームの海を泳ぐワラビ餅はヘビーだった。(ワラビ餅はやっぱきな粉でしょう!)
次に、開店半額セールで娘の洋服をGET。フリフリ六段スカートの黒竜金娘が出来上がった。これで当分『三段スカート念仏攻め』から解放されるはず。
で、映画。本編上映前の鑑賞マナーに関するショートムービーが面白い!でも、なんで英語に字幕なの?お子様向け映画には、別バージョンがあるのかなあ?(ちょっと気になる。)
パイレーツ・オブ・カリビアンを見たんだけど、いかにも『次回に続く』的終り方しやがった。(内容はあえて略。先行上映だったし。)それだけが不満。あと、副題のdeadman's chestには、二つの意味が懸けてあるのかなあと思ってみたり…。
次回は、この映画、シンガポールまで出張するらしい。カリブの海賊じゃなくて、マラッカの海賊になるつもりなのか?



21:37:45 | mutsuko | | TrackBacks

15 July

イサナと不知火のきみ

古代史ファンタジー大好きです。と、いうわけで、「月神シリーズ」と同じ、たつみや章&東逸子のコンビでのこの本。書店で見かけて即買ってしまいました。児童書だけど・・・。
「月神シリーズ」は縄文時代と弥生時代の時代の転換点辺りを題材にしていましたが、この作品の舞台は完全に弥生時代以降のことみたい。もしかしたら古墳時代に突入済みかも。
海辺で暮らす海の民・綿津見一族(どうやら九州沿岸らしい)の娘イサナと不知火の海の龍神の子との話。龍神と対立するシャチの一族や船が難破して綿津見に救われたクレ(どうやら中国大陸からきたらしい設定)などがからんだ冒険ファンタジーとなってます。でも、「これからどうなるんだー?!」というところで「つづく」になってしまっているので、次作が早くでないかなぁと思ってます。


14:07:20 | mutsuko | | TrackBacks