ポスター

「ヘイズコード」のポスターが宝塚歌劇団のHPにアッブされていた。

・・・すげぇ！かつて見たこともないほどの主演ふたりのドアップ。

しかも、その下には少しアングルを変えたふたりのシルエット。

どうやら、ふたりはスクリーンに映った自分たちを見ているらしい。
タイトルの「ヘイズコード」は1930年にアメリカで制定された映画の倫理規定のことで、これを意識したなかなか凝った作りだ。

しかし、キス寸前（と思われる）ふたりのアップはかなりインパクトがある。
（タカ・ハナの"Never say good-bye"のポスター見たときも、おおっと思ったがそれ以上である。）
こんなんが梅田の阪急付近にに何枚も連続して張り出されたら・・・道行く人はさぞ驚くことであろう。

タランテラ！

なんとか昇格論文はひねりだしたので、観劇報告いきまーす。（って、もう今日はムラの千秋楽じゃん！）といっても、芝居の方は、まだ自分の中で整理着かない部分があるので、先にショーの方から。

なんと、このショー始まってから終わるまで一度も幕がおりません。すべて暗転か回り舞台を活用した場面転換になっています。そのぶんとってもスピィーディーに進行していく感じ。

ハマコさん、あみさん、シビさん、ケイコさん・・・この4人のとってもパワフルな歌にのせてコムちゃん以下雪組生+マユミ姐さんがひたすら踊り倒すという感じ。（そりゃー歌4人衆以外の人の歌もあったし、歌4人衆もたまには踊っていたけど、基本的に見事なくらいの歌・踊り分業でした。）

場面転換もとぎれなく、踊る人もとっかえひっかえとぎれなく、歌もほとんどとぎれなく、今歌っているのは、踊っているのは一体だれ？と自問自答するくらい、移り変わりが激しい、見るのも聞くのも忙しい！荻田ワールドに翻弄され続けた一時間でした。

コムちゃんもミズさんもキムちゃんもかっこよかったけど、一番印象深かったのはまーちゃんの蝶のダンス。男役さんに混じってパンツスーツで踊る力強いダンス、マユミ姐さんの向こうを張ったコケティツシュなダンス、これぞトップという定番のデュエットダンスと、なんでもござれのまーちゃんですけど、本物の蝶みたいにヒラヒラはかなげに漂っているダンスがやっぱり圧巻でした。

さくぶんができなぁぁい！

観劇旅行から帰って一週間。でもまだ、劇の感想を書けずにいるのは、昇格論文の締め切りが迫っているため。
おかげさまでせっかく買ったDVD（「愛するには短すぎる／ネオダンディスム｝）もオアズケ状態。
だれも見ない（？）ブログのたわごとより、給料上がる方が大事ですもの。（かといって、書けば昇格するモンでもないが、ださなければ絶対上がらないし・・・。）

そうこうするうちに、とりあえず12月の「ヘイズ・コード」のチケットと宿は確保した。あとはUSJのチケットだけかぁ。でもWEB見るとチケットの種類が一杯ありすぎて、どれを選んだらおトクなのかわからないんだよなぁ・・・。もうちょっと研究しなきゃ。

とりあえず提出期限の11月頭までになんとかするぞぉぉぉぉぉ。

観劇旅行記2(各所で気づいたこと)

1.岡山駅が新しくなっていた
でもまだ工事中で、各所封鎖されていたりして、全容はつかめない。
新幹線乗り場の階段が1/4だけ残して封鎖されていたのには参りましたが。(狭くて2人ずつしか通れない)
スーパーマーケットもできていたりして、電車通勤の人は便利かも（私には全く関係ありません）。
駅ビルも一番街も共存共栄できることを祈る。（数年後、ゴーストタウンぽくならぬよう。）

2.宝塚ホテルの近くでコンビニを発見できなかった
(たぶん、私が発見できなかっただけで、コンビニはあるんだと思います。)コンビニ風99円ショップは宝塚南口駅そばにあったけど、（冷凍ショーケースはなかったので）娘に買ってきてといわれた「ガリガリくん」なるものは、おいてなくて・・・。いまだに、「ガリガリくん」の正体がわからずにいます。（数年前、彼女が凝っていたかち割り氷風アイスとは、違うモノらしい。）

3.宝塚ホテルのレストランがうるさかった
スピーカーがハウリングしていたのか、電車に建物が共鳴していたのか、エアコンの調子が悪かったのか・・・謎であるが、とにかくそういう系の音がうるさかった。次に行くときまでに直っていて欲しい。
あと、部屋で時折聞こえた「カンカン」いう音はなんだったんだろう？

4.プチミュージアムの展示
(1)新人公演特集
各組の2番手さん、3番手さんあたりが主演したの新人公演プログラムと、新人公演の思い出に関する展示。
星組からは、とうこさん、しいちゃん、とよこさん。とうこさんは、新人公演やった中でもう一回やりたい演目は？という質問に、「エリザベート！歌を一杯歌えて楽しかったので！」といった趣旨のコメント。「あのころは、テンパっていた、いっぱいいっぱいだった。」というコメントを寄せる方が多い中、なんとも異色の前向き発言。ほんとに歌が好きなのね。しいちゃんの、「はりきって一生懸命やっていたら、演出の先生に「そのペースだと最後まで持たないぞ！」と注意されました。」というコメントも、いつも全力投球の彼女らしくてほほえましいエピソードでした。
新人公演って、東西で各1回しかやらないから、見る側も演じる側も貴重な経験だよな・・・と思ったのでした。
（2）雪組のベルばら展示
グラフで、ミズ・コム・カシトリオから「ペガサスちゃんを展示して、一回○円で騎乗するっていうのはどう？」という提案（？）がありましたが、あの狭いスペースにペガサスちゃんは収まらなかったらしく・・・大道具のイラストで参加です。（ご丁寧に、皆様のご希望に添えなくてごめんなさいコメントまで貼ってありました。）私は、ペガサスちゃんより、ガラスの馬車に乗車させていただく方が嬉しいのですが。

5.入待ちの人々の行儀良さ
うわさには聞いていましたが、異様と思われるほどの統率のとれた行儀良さには脱帽。（二列縦隊で静粛に待機。スターさんお出ましの後も、隊列乱さず、劇団入り口まで行進。最後に、入り口から一定の距離を保ったところで二列横隊に整列し、「いってらっしゃーい！」）たぶん、道路交通法とか、周辺住民・店舗などへの配慮（もちろん、スターといわれる方々への配慮はいうまでもなく）などの要因があるものと推察されますが、ファンを仕切る代表さんは大変ですね。
あと、入り待ちして写真を撮る方のカメラの仕様にもびっくり。みなさん、望遠付一眼レフの重装備！ケータイカメラって人は皆無。

観劇旅行記1

今回、娘の学校の定期試験期間の中日に観劇旅行を予約してしまったため、極力どこへも行かず、ホテルで勉強三昧（といっても私ではなく、娘が）すべくスケジュールを組んでみた。

まず、1日目、朝10時まで家で勉強。
その後、バス→新幹線（もちろん指定席で勉強）→在来線で大阪まで行き、そこでお昼（ロイスの中華カフェに行きたいというのが娘の希望だったため）。やたらでっかい皿に盛られたチャーハンを食した。
昼食後、梅田のキャトル・レーヴでグラフ、公演プログラム、貴城けいデザインのシャーペンを購入。再び電車に乗りムラまで。そこから徒歩で宝塚ホテルへ。
宝塚大橋の手前で、蘭寿とむ氏、続いて稲葉大地氏に遭遇（すれ違い）、驚く。
2時半にはホテル到着。そして、夕飯までひたすら勉強・・・のはずだったが、小一時間ほどSky stageを見てしまった（目の毒）。明日の本公演を見る前に、新人公演のダイジェストを見てしまった私たちって一体？（ただし、夜の番組は、DVDでみたことあるので、サクッと無視することに決定。)
夜も、歩き回ることなくホテル内のレストランで食事。エビ三昧メニューにしたら、どうやらあたってしまい、就寝前から翌日午前中までトイレと友達状態（トホホ）。娘は別メニューだったので何事もなく、食後も就寝時間までお勉強。貴城けいシャーペンのチャームがカタカタいうため、ウルサイ。勉強(数学)と貴城けいシャーペンは相性が悪いらしい。かわいいデザインなんだけどね。ひたすら字を書きまくる作業にチャームはじゃまなだけのようだ。（スケジュール帳のお供にでもしてください。）

翌朝、朝食後10時半までまた勉強。その後チェックアウト。駅に荷物を預けに行くはずが、劇団事務所入り口前の、入り待ちの人だかり（2列縦隊ご一行様）にびっくり。誰を待っているんだろう？この時間なら、公演中の雪組ってことはありえない（あと20分で開演だっつーの）ので、花組か宙組か？といった会話の後、娘は不動の人になる。しかたないので、ひとりで駅まで行ってかばんを預けた。コインロッカー、300円のはずが200円がどうやってもはいらず、仕方なく鍵を回すと、鍵がかかっちゃった！！（前に入れてた人、200円損してますよー！）
そして、劇団入り口に逆戻り。まりえさん、さおたさん、アリスちゃん、うきょーさん、その他劇団生（見たけど忘れた、顔見えなかった、名前わからない、などなど）を数人目撃。2列縦隊の人だかりは、・・・かしちゃんのファン'sだった。統制のとれたお見送りにしばし唖然（はじめて見たので）。
なおも、劇団事務所入り口に居たがる娘を引っ張って、大劇場の建物に入る。午前の部開演直後なので、予想通りロビーガラガラ。イス確保！
萩の月買ったり、お茶したり、プチミュージアム行ったり、お昼食べたり、合間にまたしても勉強！（今回こればっか）させる私。
そして、観劇(感想は後日)。
終わると、駅までダッシュ。在来線を乗りつぎ、駅弁買って、新幹線に乗り・・・。地元の駅に着いたら雨が降っていて・・・。奮発してタクシーに乗り帰宅。速攻で着替えて、犬の散歩、餌やり。・・・で本日のノルマ終了。

余裕があるのかないのかよくわからん旅であった。